奥の細ぶち
日々雑感
デンマーク/コペンハーゲン お花見
桜が満開の下に人々が集いビニールシートを敷いてアルコールなどの飲食をすることを「花見」とここで定義します。この春、この花見を人生初体験をしました。というと、あたしを知っている誰もがそのようなことはないだろう、と言うに違いありません。しかし、これは事実です。極端に寒がりな私は日本の花見シーズンに戸外で大好きなビールを飲むことができず、いつも桜を愛でることはあっても常に飲食は室内でした。この私が、今年の春、初花見を経験しました。しかも、デンマークのコペンハーゲンで。デンマークには日本の現地事務所で勤務している知人ご家族がおり、彼らを訪ねての訪問。ちょうどゴールデンウイークの時期に、コペンハーゲンは日本から移植したそめいよしの桜が満開です。デンマークには約1000人くらいの日本人が住んでいるそうですが、この日本人たちが人魚姫の像の公園で毎年花見を企画しており、そのコミュニティに参加させていただきました。基本的に、日本での花見(参加していなくとも普通に想定できます)と同じで、歌唱ステージ、餅つきがあり、当然ビニールシートを敷いての飲食があります。ただ何となく、違って感じられたのは、多くの人がアルコールを飲んでいるのにかかわらず、酔っている様子がないこと。やはり、ここはデンマーク。飲酒開始の法律がなく、平均14歳くらいから軽いアルコールを飲んでいるお国柄、アルコール耐性ができているのでしょうか。