エンジンのテストベンチ内は一般危険物取扱所。この環境下で実績のある燃料ブレンダと燃料の圧送装置を紹介します。
制御は電気を使わず安全性の高いエアを用いて細かい制御を実現しています。
■燃料ブレンダ
・燃料の多様化対応の強力なツール
・2液を0~100%の任意の比率で混合
ガソリン+バイオエタノール
軽油+脂肪酸メチルエステル
添加剤混合ガソリン+ガソリンなど
■燃料圧送装置
・電動ポンプに代わる新提案
・100~500kPa任意遠隔設定
・脱泡機能を内蔵
・ガソリン、エタノール、軽油
エンジンテストベンチにおいて、燃料ラインの目標圧力(100~500kPa)になるように燃料を圧送します。 目標圧力の設定は燃料ラインのターゲットとする位置で測定した圧力を見ながらリモートコントローラで行います。 脱泡機能付きなので30%以上の泡が混入していても泡なしのきれいな燃料が圧送されますので、AFP-100の後に燃料流量計を配置することで正確な流量を測定することが出来ます。
テストに使用するバイオガソリン、バイオディーゼルのリアルタイム混合が手軽にできる 世界的に自動車、建機、農機、船舶など広い分野で、バイオ燃料車の研究開発が進行しています。 そして、バイオエタノールとガソリンなどの燃料の比率を変更したエンジン・車の評価が急がれています。この評価実験装置の導入はできるだけ迅速にまたコストを抑えて実施したいものです。 燃料ブレンダFBシリーズを使用すると混合燃料の専用タンクおよびラインを設ける必要がありません。