【 レゾルバ位相計測ユニットECS-RV01 】 レゾルバ位相計測システム ECS-RV01/ECM-RV11

PCU制御で使用するレゾルバ位相数値=磁石に対する位置を信頼できるデータとして提供します

EVモータの三相逆起電圧とレゾルバ信号を直接入力し位相差計測及びデータの収集をします。 この位相計測により、モータの正しい磁石位置の把握が可能になり、効率のよい駆動制御を実現します。

 

ユニットとマスターPCをワンパッケージでご提案します
計測対象モータを駆動モータで回転させて計測します

特徴

●位相差計測は数値と波形を同時に表示
●レゾルバ位相、角度・速度、サーミスタ抵抗値、三相実効値など多彩な計測
●計測条件と計測をCSVデータ、画面をハードコピー
●ユニット電圧値の校正証明書を発行可能 ISO/IEC17025
●EtherCAT通信による複数ユニットデータの同時性保証
 ※本システムはEtherCAT通信を採用しており、接続したEtherCATスレーブ機は同時性を保つことが可能です。

主な機能

レゾルバ位相計測の既存方式と本システムの比較

レゾルバ位相計測システム比較

 

仕様

レゾルバインタフェース部
対象レゾルバ 1相励磁 2相(SIN,COS)出力レゾルバ
レゾルバへの出力 励磁信号(R1,R2) 7Vrms 10kHzまたは20kHz
レゾルバからの入力 SIN入力(S2,S4)およびCOS入力(S1,S3) 入力ゲイン,
軸倍角数(X1,X2,X3,X4)などを選択可
エンコーダ模擬内部出力 A相,B相,Z相 位相差計測は最大1200r/min
パルス位置出力 分解能±0.09°レゾルバ静止時の最大誤差 ±0.4°
回転速度 エンコーダ模擬信号A相,B相から算出
X2レゾルバのとき0~5000r/min
使用コネクタ 6ピン スプリング式端子台コネクタ・2.5mmピッチ1列
逆起電圧入力部
入力電圧 三相 相間でAC100Vrms以下 温度偏差±0.02V
瞬時値精度±0.07V
変換速度 100kSPS (符号付16bitデータ)
耐圧 三相+仮想中性点一括 対地 AC2000V1分間
使用コネクタ 4ピン スプリング式端子台コネクタ・2.5mmピッチ1列
抵抗測定部
抵抗値範囲 100Ω~150kΩ 抵抗値誤差±1.5%(1kΩ~150kΩ),
±4%(100Ω)
想定使用方法 サーミスタを接続して温度測定(抵抗値→温度換算はマスタにて実施)
使用コネクタ 2ピン スプリング式端子台コネクタ・2.5mmピッチ1列
EtherCATポート(INおよびOUT)
コネクタ RJ45ソケット INポート/OUTポート各1
プロトコル EtherCATスレーブ
接続ケーブル Ethernetカテゴリ5以上,二重シールド,ストレート配線 ユーザ手配
伝送速度 100Mbps
同期モードの周期 1ms固定
一般仕様
RoHS指令 欧州RoHS1指令対応
供給電源 DC24V±20%、700mA max 3ピンスプリング式端子台コネクタ・3.5mmピッチ1列
電気的絶縁 下記グループ間相互で電気的絶縁
・A/D入力インタフェース(逆起電圧入力)
・レゾルバインタフェース・内部回路
・EherCATコネクタ(INおよびOUT)・ケース・FG(アース)
・供給電源(DC24V)
使用周囲温度 -25℃~+60℃
使用周囲湿度 95%RH以下(結露無きこと)
外形寸法 W:260 D:200 H:70(突起部を除く)
質量 約1600g

 

 

関連する製品資料

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レゾルバ位相計測システム マスターPC+ECS-RV01 のデモ紹介

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レゾルバ位相計測システムカタログ

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